【 空手とは何か 】
空手之道世界連盟の空手理念は、武術としての空手であり、それこそが私の空手の原点である。 スポーツ化していく空手界の流れの中で、あくまでも一撃必殺、一瞬の攻防にすべてを懸ける「一本技」を追及する。 KWFの空手は、小手先の技ではない、体全体をフル稼働させて爆発させる大きく激しい動きを特徴とし、稽古では「基本」「型」「組手」の三位一体は決して切り離すことはできない。 型の中の技を基本で鍛え、その鍛えた基本の技・極め、そのものをそのまま組手として使えなければならない。
【 プロフィール 】
1947年4月4日生 愛媛県出身。 国士舘大学を卒業後、日本空手協会研修生を経て指導員となる。 1987年(社)日本空手協会を離れて独自の道に入る。 世界中を暴れ回り、数々の大会で上位を独占、矢原伝説を残す。 豹のような身のこなし、華麗な飛技・変化技、その独特の空手スタイルは世界の空手家を魅了した。 一撃必殺を探求する矢原空手に心酔した山本耀司と出会い、2000年4月、自らの空手理念の発展に向け、空手之道世界連盟を設立。